
京都府は7月28日、2019年に策定した「京都府観光総合戦略」を改定した。府総合計画の改定やコロナ禍による環境変化などを踏まえての取り組み。「交流」「持続性」の視点を重視して観光戦略を展開。2025大阪・関西万博などを契機に、交流機会の創出や新しい地域の価値創造などにつながる京都観光の実現を目指す。
新戦略は26年までの4カ年が対象。観光戦略の方向性と事業展開、重要業績評価指数(KPI)などをまとめた。
主な方向性としては、文化庁移転や大阪・関西万博を契機に、オール京都体制で観光誘客を促進するほか、観光をきっかけに国内外の多彩な人材が地域と交流、関係を深化するような事業を推し進める。
また、高付加価値観光の推進と持続可能な地域づくりの実現により、持続性の高い観光を目指す。デジタル技術の活用も促進し、観光振興の基盤強化を図る。
会員向け記事です。