アシアナ航空と仁川国際空港公社は9日、東京都港区の八芳園で仁川空港乗り継ぎスケジュール説明会を開催した。旅行会社やメディアなど約50人が参加した。
冒頭、アシアナ航空の呉敬洙日本地域本部長が「仁川国際空港経由での欧州への利用需要は高まっており、今年は昨年の2倍となっている。仁川国際空港も今年第2ターミナルがオープンしたが、アシアナ航空が利用する第1ターミナルも新しいラウンジや店舗ができる。乗り継ぎの際に仁川国際空港に立ち寄りショッピングやカジノなどを体験していってほしい」とあいさつ。
説明会では、アシアナ航空が次世代型航空機ASIANA350の特徴や仁川国際空港から新たに就航するヴェネツィア線(5月1日から)、バルセロナ線(8月30日から)について、仁川国際空港公社が仁川国際空港内や周辺の施設や乗り継ぎ導線の説明、トランジットの際の過ごし方などを紹介した。仁川国際空港公社の林勳旅客マーケティングチーム副部長は「年間利用客数は6150万人で世界7位だが、第2ターミナルのオープンで年間7500万人まで拡大する。第3ターミナルの建設や滑走路を3本から5倍に増やし、将来的には年間利用客数を1億人以上にしたい」と構想を述べた。
アシアナ航空は、仁川国際空港の規模拡張と利便性向上に合わせて、観光客やビジネス客の乗り継ぎ客を取り込む。