昨夏に引き続き隠岐空港〜大阪(伊丹)空港間にジェット機便が就航している。島根県大阪事務所と隠岐の島町観光商工課は14日、大阪国際空港ターミナルビルで、今年の初便に合わせて隠岐への誘客を呼びかけるイベントを開催した。隠岐民謡を上演したほか、隠岐観光のチラシを配布。時間短縮と席数増加によるアクセスの利便性向上をPRした。
昨年7月に新隠岐空港がオープンし、ジェット機の離着陸が可能となったことを受け、今年の夏も隠岐空港〜伊丹空港間に日本航空(JAL)がジェット機便を運航している。1日1往復で期間は8月31日まで。使用機材はMD81。普通席数は163席となる。
14日には、この夏の初便となるJAL2331便の隠岐行き出発搭乗口で、乗客の代表者2人にJALと島根県大阪事務所のスタッフから記念の花束が贈られた。
ジェット機運航期間中には、ウエルカムサービスで利用者をもてなす。隠岐空港でのフリードリンクサービスのほか、隠岐の突き牛が出迎えと見送りを行う。希望者は突き牛の背中に乗ることや記念撮影ができる。
また、ジェット機を利用した旅行商品の観光客には、宿泊施設の夕食に隠岐特産のイワガキが提供される特典もある。
乗客に花束をプレゼントした