静岡県伊東市は、2019年度から実施している「まくら投げプロモーション」が、世界でも権威ある広告賞の一つ「アドフェスト(アジア太平洋広告祭)2021」で二つの賞を受賞したと発表した。
市によると、アドフェスト2021には1130作品のエントリーがあり、全20部門で競われた。まくら投げプロモーションはアドフェスト独自の賞である「ロータス・ルーツ」と、「ブランデッド・エンターテインメント・ロータス」を受賞した。
ブランデッド・エンターテインメント・ロータスでは銅賞の受賞だが、「ロータス・ルーツでの日本の受賞作はまくら投げプロポーションのみという快挙」(観光経済部観光課)という。
小野達也市長は「コロナ禍の影響で2月の全国大会(全日本まくら投げ大会)は中止となったが、団体旅行誘致の施策として進めてきた市特有のコンテンツ『まくら投げ』の一連の取り組みが評価されたことを大変うれしく思う」とコメントしている。
アドフェスト2021のエントリーシート。モデルは元新体操選手の畠山愛理さん