伊豆シャボテン動物公園で「ホオジロカンムリヅル」の赤ちゃんが誕生した。
赤ちゃんは、両親にしっかりと守られながら「バードパラダイス」内を移動しており姿が見えにくい場合もありますが、特にエサの時間(1日2回、9時頃と15時頃)前後には雛連れの仲睦まじい家族の光景を見ることができます。
※赤ちゃんの体調や天候により、ご覧いただけない場合があります。
★当園のホオジロカンムリヅル★
1960年からホオジロカンムリヅルの飼育を始め、園内の「バードパラダイス」で放し飼いにしています。現在は、父「グラデ」、母「おじょう」、2019年7月21日(日)に生まれた2羽、そして2022年8月2日(火)に1羽の雛が孵化したことにより計5羽の家族となりました。
■ホオジロカンムリヅルとは
【英名】Grey crowned crane
【学名】Balearica regulorum
【分類】ツル目 ツル科 カンムリヅル属
【分布】アフリカ大陸南部・ケニア・モザンビーク北部
【形態】全長130~140㎝
翼長180~200㎝
体重4~5㎏
親は孵化後1~2日で赤ちゃんを連れて歩きまわり、赤ちゃんは生後しばらく池に浮いて泳ぐこともある。雄雌両方で子育てをし、約4~5ヶ月で背丈は親とほぼ同じ高さに成長するが、羽根の色など親とまったく同じ姿になるには約1年かかる。親は雛がかえると孵化させた巣とはまた別に営巣し、ねぐらとして使用する。
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リスザルの赤ちゃんは、2022年7月19日(火)に1頭、8月8日(月)に1頭の計2頭が園内放し飼いのリスザルの群れで誕生しました。
園内を自由に行動している為、1日に4~5回開催される「リスザルのごはんタイム」で、母親の背中にしがみついている赤ちゃんの姿を見ることができます。
さらに、「リスザルトンネル」内でも2022年8月4日(木)に1頭の赤ちゃんが生まれており、こちらはいつでも可愛らしい赤ちゃんの姿をじっくりと見ることができます。
※赤ちゃんの体調や天候により、ご覧いただけない場合があります。
※「リスザルのごはんタイム」は不定期開催です。天候により中止になる場合があります。
★当園のリスザル★
放し飼いのリスザルたちは7頭が園内で自由に暮らしており、2022年7月19日(火)と8月8日(月)に生まれた赤ちゃん2頭を合わせて9頭の群れになりました。
また、「リスザルトンネル」内では、二つの群れ(16頭と6頭)があり、6頭の群れに8月4日(木)1頭の赤ちゃんが生まれ、計7頭になりました。16頭の群れには、6月25日(土)生まれのオス1頭と、7月5日(火)生まれ1頭の小さな子供たちがいます。
■リスザルとは
【英名】Squirrel monkey
【学名】Saimiri sciurus ssp
【分類】霊長目 オマキザル科
【分布】中央アメリカのコスタリカからブラジル南部
【形態】頭胴長約30cm
尾長約30cm
体重約600g~1kg
小型のサルで、性格は大人しく人によく慣れる。森林に生息し群れを形成して木々を移動しながら生活をする。毎年5~8月中旬頃に繁殖期を迎え、妊娠期間は150日~170日、1度に1頭の子供を産む。赤ちゃんは生後3ヶ月くらいから親離れが始まり、約半年で1人立ちをする。性成熟までに約3年かかり、寿命は平均12年ほど、ただし飼育下では20年近く生きるものもいる。
伊豆シャボテン動物公園
https://izushaboten.com/
伊豆シャボテン動物公園公式チャンネル「シャボテンZOO TV」
https://www.youtube.com/user/shabotengroup