体験交流型観光を推進する各地の関係者が集う第14回「全国ほんもの体験フォーラムin奈良・飛鳥」が3月24~26日、奈良県の飛鳥地域で開催される。主催は実行委員会、共催は全国ほんもの体験ネットワーク(藤澤安良会長)で、全国から参加者を募集している。
フォーラムの開催地は、橿原市、桜井市、高取町、明日香村。民家ステイを中心に歴史、文化などを生かした体験交流型の観光を推進している地域で、近年ではアジア、米国、豪州などからの訪日教育旅行の受け入れも増加している。
全体フォーラムは3月24日、橿原文化会館で開かれる。「日本の活力と教育は体験交流から」をテーマにしたパネルディスカッション、事例発表などが行われる。記念講演では、国内外の旅行者にサイクリングツアーなどで里山体験を提供して人気を呼んでいる美ら地球(岐阜県飛騨市)の山田拓氏が、「体験×インバウンドがキー! 楽しい国ニッポン実現への道のり」と題して語る。
3月25日には、五つの分科会が4市町村の各会場で開かれる。分科会のテーマは「農山漁村生活体験民泊の推進」「コーディネート組織と自治体連携のあり方」「感動を与えるガイド・インストラクターとは」など。3月25、26日には、開催地の体験プログラムなどを視察するツアーも開催される。
参加申し込みは、専用ウェブサイト(http://honmono-taiken.com)から。