修学旅行で東京に来た山形県内の中学生が17日、都内の主要駅などで山形デスティネーションキャンペーンをPRし、山形への旅行を呼びかけた。修学旅行中の中学生が山形の観光キャンペーンを行うのは「初めて」(県観光交流課)という。
キャンペーンを行ったのは、寒河江市立陵東中学校の3年生147人。生徒らはグループに分かれ、東京駅や上野駅、新橋駅、県アンテナショップ「おいしい山形プラザ」で地元の観光パンフレットや手作りのチラシを配布し、山形観光をPRした。
東京への修学旅行中の中学生による山形観光PRは、25日と5月10日にも、朝日町と上山市の中学生らが活動を行う予定にしている。
県の観光・教育関係者らは、中学生が活動することで注目を集めて観光PRの効果が高まるとともに、中学生が地元の良さを再確認し、郷土愛を育むきっかけになるとして期待している。