総務省はこのほど、個人企業経済調査(動向編)の4~6月期確報を公表した。同期の個人企業(個人経営の事業所)のうち、「宿泊業、飲食サービス業」の1事業所当たり売上高は前年同期比1・2%増の210万9千円と、昨年1~3月期以来5期ぶりに増加した。また営業利益は同11・7%増の40万9千円と、3期ぶりに増加した。
宿泊、飲食を含めた4業種を見ると、売上高では「卸売業、小売業」のみが減少。宿泊、飲食のほか、「サービス業」「製造業」の各業種が増加した。サービスは7・4%、製造は14・5%のそれぞれ増加。卸売、小売は1・0%の減少となった。
営業利益では、4業種全てが増加した。サービスは17・8%、卸売、小売は16・7%、製造は4・6%のそれぞれ増加となった。