日本観光協会は2月29日、第15回「優秀観光地づくり賞」の受賞団体を決めた。14団体の応募の中から5団体が選ばれ、金賞は岐阜県の下呂温泉旅館協同組合(国土交通大臣賞)と茨城県桜川市(総務大臣賞)、また新潟県・村上町屋商人会、岐阜県・郡上八幡観光協会、兵庫県・たつの市の3団体が日本観光協会会長賞を受賞した。
下呂温泉旅組は徹底した温泉の共同管理や、農業とタイアップした旅館での地元食材の提供するなど、他の温泉地のモデルとなるような地域一体の観光地づくりを行っている。最近では「健康に視点をあて、滝めぐりと温泉を組み合わせたツアーを企画するなど、滞在型へ向けた様々な取り組みを行っている」ことなどが評価された。