新副会長に東日本ツーリストの駒井氏
全国旅行業協会(ANTA)は6月27日、令和元年度定時総会を東京都千代田区の都市センターホテルで開催した。役員改選を行い、二階俊博会長(衆院議員)を再選。新たな副会長に駒井輝男氏(東日本ツーリスト)が選ばれ、近藤幸二副会長(全観トラベルネットワーク)と永野末光副会長(西日本トラベルサービス)は再任した。
冒頭のあいさつで二階会長は「当協会の最大のイベントである国内観光活性化フォーラムで、地域の観光資源を生かし、会員の旅行業の発展につなげていく。次は熊本市だ。復興が進んでいるが、激励を兼ねて大会を盛り上げよう」「観光は平和産業だ。平和のうちにのみ存在し得る産業ということは、この産業を広く展開することは平和を展開することと同じだ」と強調。会員に向けて「旅行業が果たす役割を十分に認識しながら自信と誇りを持って仕事を進めていただきたい」と要望した。
議事では平成30年度事業報告・収支決算、令和元年度事業計画・収支決算について審議し、いずれも承認された。
令和元年度事業では、旅行業法に基づく指定協会として、苦情処理業務や弁済保証事業により旅行者保護の充実を図る。また、旅行取引の適正化の推進による旅行業の健全な経営の確保、国内旅行業務取扱管理者試験や研修の運営、実施など、旅行業法に基づく業務を適正、確実に実施。さらに、会員のニーズに合った研修、セミナーの実施、コンプライアンスの確保、広報宣伝活動などにも積極的に取り組む。
また、会長表彰も行われ、支部長・運営委員の部では渡部正弘(NABEトラベル)、溝口裕康(亀岡観光センター)の2氏が受賞。代表者の部の受賞者は、玉井清治(トラベルメイク)、石田富雄(知床ツーリスト)、木村正則(滝川旅行センター)、森庄一(ジャパントラベル東北)、髙橋一雄(あけぼの観光)、伊藤浩之(トラベルショップ)、三浦達雄(トラベルパートナー)、井村守(旅工房仙台)、飯島勝三(飯島商事)、羽生茂男(はやぶさ観光)、田中升男(世紀21トラベル)、野仲重光(たちばな観光トラベルセンター)、綿引薫(石塚サン・トラベル)、平川重夫(平川観光)、吉川成彰(国際ツーリストサロン)、富岡元春(ナイストラベル)、吉田晋也(まえばし芳賀観光)、倉橋賢二(夢工房くらっち)、近藤和枝(九十九里旅行会)、坂内正(ハートシステム)、長田武男(山梨中央交通トラベル)、市ノ瀬一義(トラベルサロン)、渡邊一美(新倉観光社)、有賀勲(山梨大学生活協同組合)、平林栄司(ツーリストジャパン)、北原厚子(日本国際交通)、鍛冶守(新湊観光社)、小栗和晃(どりーむ)、大江克幸(大幸ツアー)、中山大治郎(スタイルクリエーション)、稲葉栄一(タカラトラベルサービス)、外山一孝(サンテクノ)、那須雅弘(トラベルウインズ)、堀口一成(関西旅行倶楽部)、吉田冨夫(日進レンタカー)、笹井建次郎(ビーウェーブ)、道岡佐都美(姫路観光バス)、小西喜代司(兵庫内陸観光)、小林直基(小野旅行センター)、川尻良樹(ジョイトラベルサービス)、今井常男(トラベル神戸)、田中貴文(大和旅行)の各氏。
あいさつする二階会長(右)