全国旅行業協会(ANTA、二階俊博会長)は3日、2017年度に石川県へ3万人以上の送客を目指す「石川県送客キャンペーン」の概要を発表した。3月3日に石川県金沢市で開催した「第12回国内観光活性化フォーラムinいしかわ」で、参加した会員の賛同を得て、同キャンペーンの実施を決定した。
対象期間は17年4月1日から12月31日までの9カ月間。期間中に1泊以上の旅行で石川県へ該当延べ人数を送客した旅行を対象として、送客数に応じたポイント数の多い会員を表彰する。該当延べ人数は、会員の所属エリア別に北信越が500人泊以上、関東・京浜・東海・近畿が300人泊以上、その他のエリアが100人泊以上。
送客延べ人数÷該当延べ人数=ポイントとし、ポイント数の最も多い会員を表彰対象者とする。例えば、北海道に所属する会員が300人を送客した場合、300人÷100人泊=3ポイント。
対象となる旅行を実施した会員は、来年1月15日までにANTA本部事務局に申し込む。最優秀会員、優秀会員に対しては、来年2月14日に高知県で開催する「第13回国内観光活性化フォーラムinこうち」で表彰状と記念品を贈呈する。