美容や健康などに効能がある炭酸泉の魅力を発信し、炭酸泉を軸とした温泉地ならではの地域振興を図ろうと、「全国炭酸泉シンポジウム2018」が10月8日、大分県竹田市で開かれる。
主催は同シンポジウム実行委員会(会長、首藤勝次・竹田市長)で、国民文化祭事業の一つとなっている。文化庁や厚生労働省、大分県などが共催し、観光経済新聞社も後援している。
1部のパネルディスカッションでは、「炭酸泉が提案する新たな健康と温泉のカタチ」をテーマに、首藤市長、東京都市大教授の早坂信哉氏、NPO法人健康と温泉フォーラム常任理事の合田純人氏が意見を交わす。
2部は、炭酸泉の美容効果に焦点をあて、女性層を中心とする新たなファンを獲得する狙いから、女優の橋本マナミさんをゲストに迎え、スペシャルビューティートークを行う。
入場無料、定員250人。問い合わせは事務局、TEL0974(63)4807。
また、関連事業として、7日に滞在型温浴施設「クアハウス」の内覧会や全国炭酸泉湧出市町村等連絡協議会総会、炭酸泉を核に交流を続けてきた姉妹都市、ドイツのバートクロツィンゲン市訪問団による交流30周年記念植樹式が予定されている。