
全旅ペイメントの運用イメージ
旅行事業者向けカード決済サービスの利便性向上へ
(株)全旅は、旅行事業者向けに展開しているカード決済サービス「メール送信型全旅ペイメント」について、16日からJCB、AMEX、Diners、DISCOVERの4ブランドの決済手数料を引き下げる。クレジットカード決済での同サービス利用をさらに促す方針だ。
メール送信型全旅ペイメントは、旅行事業者が顧客(旅行者)と対面せずにクレジットカード決済で代金を収受できるサービス。現在の契約数は1835社、昨年度決済額実績は約64億円で、コンビニ決済、ペイジー(銀行)決済にも対応している。
今回同社はサービス利用者からの要望に応える形で、先の4ブランドでの決済手数料を現行の「2.48%」から「1.98%」へと引き下げる。同社の中森万登・営業推進本部長は「各社との交渉を経て、ようやく手数料を引き下げることができた。キャッシュレス決済が浸透する中、『クレジットカードで支払いたい』という顧客の声も増えている」と経緯や現状を説明。「すでに同サービスでJCB等の決済を導入されている事業者さまは16日から自動的に引き下げとなるが、新規で導入を希望される際には審査等に2カ月ほど要するので、ぜひ早めにご検討、お申し込みいただきたい」と呼び掛ける。
メール送信型全旅ペイメントへの申し込みはhttps://www.zenryo.co.jp/formail/。JCB等4ブランド決済の追加の申し込みはhttps://www.zenryo.co.jp/jcb/。
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