全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)のシルバースター部会(野澤幸司部会長)はこのほど、シルバースター登録施設の宿泊需要創造キャンペーンの第3弾として、一般客対象のフォトコンテストを始めた。キャンペーンを告知するポスターをこのほど作成し、登録施設やキャンペーンに協力する企業に配布。一般に向けて広く告知している。このほか登録施設の販売促進に向けて、施設の宿泊プランの造成を支援する“虎の巻”もこのほど作成した。
キャンペーンは「家族の記念日を旅館・ホテルで過ごそう」をテーマに行っているもので、昨年春の「還暦など記念日を迎えた人への宿泊券プレゼント」、冬の「こんな宿泊プランがあったらいいなコンテスト」に続く第3弾。
今回は「家族の長寿祝いフォトコンテスト」と題して、一般客から旅館・ホテルで撮影した、還暦など、家族の長寿の記念日を祝っている場面の写真を募集する。応募期間は来年2月28日まで。応募の中から優秀作を選び、協賛企業などが提供する賞品をプレゼントする。
キャンペーンを告知するポスターがこのほど完成し、全国約1千軒のシルバースター登録施設に配布した。部会では登録施設にポスターの貼付を依頼し、キャンペーンの周知を呼び掛ける。このほかキャンペーンに協賛する家電量販店でも店内にポスターを貼付する。
このほか宿泊プランの造成支援として、「集客テクニック虎の巻」を作成、シルバースター登録施設に配布した。過去2回のキャンペーンで得た消費者の旅館・ホテルへのニーズを踏まえ、「還暦お祝いプラン」など、“売れる宿泊プラン”造成のヒントを記している。
シルバースターは高齢者や障害者など、誰もが安心して利用できる宿の普及を目指して全旅連が93年に制度化。ハード、ソフトなどで一定の基準を満たした宿を申請により登録している。
キャンペーンの告知ポスター