全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)青年部(桑田雅之部長=長野県・菅平高原温泉ホテル)は8月22〜26日、兵庫県城崎温泉で日本学生観光連盟(学観連)との共同事業「若旦那・若女将密着体験プロジェクト」を行った。学生に旅館の仕事を体験してもらうインターンシップ事業で、今年で6回目を迎える恒例の取り組み。学観連所属の学生ら52人が参加し、14軒の宿に分かれて接客やバックヤード業務など、旅館の実務を体験した。
旅館業が慢性的な人手不足に悩む中、「若者に旅館が地域に貢献している素晴らしい職業であることを知ってもらい、将来の就職先の選択肢に入れてもらう」ことを目指した。
一行は兵庫県豊岡市内の観光地を視察したのち同温泉入り。翌日から旅館の実務体験や、SNSでの体験の情報発信を行った。
最終日はインターンシップで学んだことや、城崎温泉の今後のまちづくりや旅館のプランのアイデアを学生らが報告、発表した。