![全国大会候補地プレゼンテーションに臨む京都府の青年部会員ら](https://i0.wp.com/www.kankokeizai.com/wp-content/uploads/02-149.jpg?resize=320%2C320&ssl=1)
全国大会候補地プレゼンテーションに臨む京都府の青年部会員ら
全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部(山口敦史部長)は9月25日、都道府県会館(東京都千代田区)で臨時総会を開催した。来年秋に開催される予定の第22回全国大会の開催地について、全会一致で京都府とすることを可決・承認した。京都府での開催は初めてとなる。
来年の全国大会は10月上旬、京都市勧業館みやこめっせ(同市左京区)で開催する予定。
今回の立候補地は京都府だけだった。幾世英麿・青年部府部長はまず、9月中旬に京都を襲った台風18号について「まだ宿をオープンできない人もいるなど、近畿一円に被害が出ている。全国からお見舞いをいただき御礼申し上げる」と支援の動きに謝意を表した。
候補地プレゼンテーションでは、京都観光を紹介する動画が流れた後、幾世部長が「われわれ自身が日本文化の良さを分かっているのか、京都で再認識する大会にしたい」などと熱弁を振るい、開催地としてふさわしいと訴えた。
次期大会のサブテーマは「都プロジェクトin京都」。幾世部長によると「京都大会で学んでいただいたことを持ち帰って、自分の地域が都のように発展してもらう」との意味を込めたという。
臨時総会には、自民党観光産業振興議員連盟会長の細田博之衆院議員も来賓として駆け付け、「業界は固定資産税の問題、耐震構造の問題などを抱えているが、必要な自治体や国の支援をしっかりして、日本の観光産業に悪い影響がないようにしたい」とあいさつした。
臨時総会に先立ち、出席者らは手分けして衆参両院の議員会館を回り、固定資産評価の見直しについての陳情活動を行った。
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