全日本空輸は14日、NHK大河ドラマ「八重の桜」の出演者らが塗装された特別ジェットを公開し、羽田空港で就航セレモニーを開催した。主役の新島八重を演じる綾瀬はるかさんが出席し、「力強く生きた八重や会津の皆さんの精神が伝わって、福島をはじめ全国の方がまた明日からがんばろうという力になれれば」と語り、塗装機にも乗りたいと笑顔を見せた。
特別塗装機体のボーイング767には綾瀬さんのほか、西島秀俊さん、長谷川博己さん、西田敏行さんの写真がラッピングデザインされた。ドラマの放送と合わせて年末まで国内各地を就航し、福島県が舞台となる「八重の桜」を就航地でアピールすることで、震災からの復興を応援する。
セレモニーには内堀雅雄福島県副知事、西村健全日空執行役員、上滝賢二日本放送協会理事らが出席。
相馬市出身の小田泰秀機長と浪江町出身の客室乗務員、森美奈子さんが「福島の美しい風景、八重が話す会津弁が懐かしい。ラッピングジェットでぜひ福島を訪れて欲しい」と語った。
セレモニーには八重役を演じる綾瀬さんも出席