観光案内パネルの展示で観光需要の取り込みにひと役――。これは8月2日、香川銀行が出張所ATMコーナーの空きスペースを活用して始めた取り組み。香川県内全自治体の協力を得て、パネルの展示などで観光情報を発信する。
コロナ禍を経て観光需要が拡大するなか、商店街と県内観光地への誘客で地域活性化につなげるのが狙い。特に2025年度には日本国際博覧会(大阪・関西万博)と瀬戸内国際芸術祭が同時開催される予定。日本政策投資銀行によるリポートでは「関西と瀬戸内を結ぶ新たな観光ルートが確立されれば、香川県を訪れる外国人観光客が増える可能性がある」との調査結果も。同行では新ルートをPRする好機と捉え、その支援の一環として今回の取り組みを打ち出した。【記事提供:ニッキン】
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