共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」は、ネットワークを アジア5エリア・約1億5,000万人規模に拡大する。
共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:長谷川 剛、以下「LM」)は、マレーシア最大の共通ポイントサービス「Bonus Link(ボーナスリンク)」を運営するBonusKad Loyalty Sdn Bhd.(本社:ペタリンジャヤ市、以下「BLSB」)と提携し、「Bonus Link」と連携した共通ポイントサービスを実施することに合意しました。また、LMは国を跨いだ共通ポイント間の相互送客システムを新たに開発し、アジア5エリア(日本・インドネシア・台湾・韓国・マレーシア)の共通ポイント事業パートナーと共通化してまいります。
■マレーシア最大の共通ポイント「Bonus Link」との提携に合意
BLSBが運営する「Bonus Link」は、1998年1月にサービスを開始したマレーシア最大の共通ポイントサービスで、800万人以上の会員を有しています。
LMが運営する「Ponta」は、2010年3月にサービスを開始し、日本で8,330万人以上の会員数を有する共通ポイントサービスです。また、「Ponta」は、日本と同じサービスブランド・キャラクターで、インドネシア(サービス名称「Ponta」:会員数1,670万人)、台湾(サービス名称「得易Ponta」:会員数610万人)に展開。加えて、韓国の共通ポイントサービス「OKキャッシュバック」(会員数:3,400万人)と提携し、アジアの大手共通ポイント事業パートナーと協業を進めてきました。今回、新たにマレーシアの共通ポイントサービス「Bonus Link」と提携し、両社連携によるポイントサービスの実施に向けて協業を進めます。
■国を跨いだ共通ポイント間の相互送客システムを構築し、各国のインバウンド需要に対応
LMは、展開各国の共通ポイント事業パートナーと、事業運営ノウハウ・マーケティング事例の共有やシステム・インフラ共通化を視野に入れた協業など、各国事業の競争力強化並びにサービス向上に向けて、共通ポイントの国際提携グループ「Ponta Global Alliance」を立ち上げ、協力して取り組んでおります。
今回の「Bonus Link」との提携を機に、国際提携グループ「Ponta Global Alliance」の本格展開として、LMは、スマートフォンで表示するポイントカード機能やポイント交換機能など、国を跨いだ共通ポイント間の相互送客システムを新たに開発し、アジア5エリア(日本・インドネシア・台湾・韓国・マレーシア)の共通ポイント事業パートナーと当該システムを順次共通化していきます。各国の共通ポイント会員が訪日時・海外渡航時にボーダレスにポイントサービスを利用できるようにすることで、「Ponta」のネットワークをアジア約1億5,000万人規模に拡大し、日本をはじめとした各国の提携企業のインバウンド需要に対応します。
■サービスを拡大し、日本、マレーシア、インドネシアの3国間でボーダレスな共通ポイントサービスを実現
LMは、対象のPonta提携店舗で、訪日客がスマートフォンアプリの画面を提示することで、ポイントをためて、つかうことができる訪日客向け共通ポイントサービスを提供しています。日本でためたポイントは帰国後に自国のポイントに移行され、つかうこともできます。2015年12月より台湾の共通ポイント「得易Ponta」会員向けにサービスを提供し、2016年11月より韓国最大の共通ポイント「OKキャッシュバック」会員向けにサービスを拡大しました。この訪日客向け共通ポイントサービスを、2018年春頃をめどに、マレーシアの「Bonus Link」会員、インドネシアの「Ponta」会員向けに拡大します。台湾、韓国の会員に加え、マレーシアとインドネシアの会員が訪日時にPonta提携店舗でのお買い物をする際にスマートフォンアプリを活用することで本サービスが利用できます。
また、日本のPonta会員が海外渡航時にポイントをためて、つかえるサービスの展開エリアも、現在の台湾に加え、マレーシア、インドネシアに拡大します。同じくインドネシアとマレーシア間での往来についても対応することで、日本、インドネシア、マレーシアの3国間でボーダレスに共通ポイントサービスを利用できます。
LMは、「Ponta」の「便利・おトク・楽しい」世界が、いつでもどこでも広がる生活密着型サービスを提供しています。
<参考>
1.共通ポイントの国際提携グループ「Ponta Global Alliance」参画サービス・企業
2.「Ponta Global Alliance」ロゴマーク