鹿児島相互信用金庫大小路(おおしょうじ)支店(上村智彦支店長=職員15人うち渉外3人。パート2人)は、鎧兜(よろいかぶと)の製造・販売を行うアトレイアー企画(薩摩川内市)に対して、多面的に伴走支援している。同社とは与信取引がないが、開発した小さな子供でも着脱が簡単な鎧兜の特許取得を後押しし、販路開拓やビジネスマッチングも提供している。
2021年4月に融資担当として着任した新山真悟さんが、同社の田ノ上賢一社長を訪問し、製作途中の鎧兜を見つけて話を聞いたことが支援の始まり。新鎧兜には軽量素材を使い、帯紐(ひも)にマジックテープを採用するなどの工夫があったが、知的財産活用は想定されていなかった。【記事提供:ニッキン】
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