鈴木知事（中央）からＡＴガイドの認定証を受けた6人
観光の高付加価値化の柱
北海道観光の新しい柱にとアドベンチャートラベル（ＡＴ）の推進に力を入れる北海道は4日、7月に創設した「北海道アドベンチャートラベルガイド（北海道ＡＴガイド）」認定制度による第1弾の認定取得者11人を発表し、知事からの認定証交付式を道庁で行った。
交付式には、山岳分野で認定を受けた室蘭市の菅野三知博さんら6人が出席した。鈴木直道知事は、「全国に先駆けてＡＴガイドの認定制度を設けた。皆さんの豊富な知識や経験を存分に発揮して、来道した方々がこれまで経験したことのない感動を味わっていただけるよう大いに活動してほしい。道もＡＴが北海道観光の高付加価値化の大きな柱となるようしっかり取り組んでいく」とあいさつし、一人一人に北海道ＡＴガイドの認定証を手渡した。
認定証を受けた6人は「来道した旅行客が北海道の素晴らしい環境や体験を満喫していただけるようしっかり取り組みたい」「旅行客にこれまで見たことのない景色を見せてあげるのが役割。これをきっかけに北海道を世界にアピールしていきたい」「世界の取り組みを見てきたので、これを北海道にどうつないでいくかがとても楽しみだ」「認定を受けて感激している。安心安全が一番大事なので、心して取り組みたい」―などと、意気込みを語った。
会員向け記事です。
