鹿児島県の薩摩川内市、出水市、阿久根市、さつま町、長島町と民間団体などでつくる北薩摩振興推進協議会は8日、大阪市の観光経済新聞社関西支社を訪問し、北薩摩地域の最新の観光情報をPRした。
薩摩川内市は、薩摩半島から西方約30キロにある上甑島、中甑島、下甑島の3島からなる甑島エリアをPR。切り立った断崖や巨岩など迫力ある風景や人懐っこい島民も甑島の魅力の一つと紹介した。
出水市は、10月中旬から3月下旬まで出水平野に1万羽を超えるツルが越冬に訪れる風景が見られる。毎年多くの見物客が訪れるツル観察センターなどについて説明した。
このほかに阿久根市は3月29日から5月12日まで開かれる「阿久根うに丼祭り」を、長島町は3月30日から5月6日まで開催する「第3回夢追いながしま花フェスタ」への来場を呼びかけた。さつま町は、「さつま町グリーン・ツーリズム研究会」が季節ごとに実施している自然体験や農家民宿などの魅力をアピールした。
また、九州西海岸を走る肥薩おれんじ鉄道の新観光列車「おれんじ食堂」をPR。ゆったりと食事とスローライフな旅が楽しめる列車で、金・土・日曜、祝日と、ゴールデンウイーク、夏休み、冬休み、春休みの年間215日運行される。
協議会のメンバーが観光をPR