北陸・東海地区の地域銀6行(北国銀行、福井銀行、十六銀行、百五銀行、富山第一銀行、名古屋銀行)は3月5日、石川県野々市市の商業施設で「食」をテーマにした物産展を開いた。観光産業の活性化を目的とした6行連携「六ツ星プロジェクト」の一環で、各行が地元から企業を1社ずつ選定し、販売ブースを設けた。【記事提供:ニッキン】
会場には、米粉バウムクーヘンや焼き鯖寿司などの店舗が並び、出店者や銀行の担当者は、訪れた買い物客たちに商品や各県の魅力を宣伝した。六ツ星観光プロジェクトは2016年の始動後、主にビジネス商談会など企業同士の交流に注力してきた。一般消費者向けのイベントは今回が初めて。
出店コーナーの近くには、パンフレットなどを置いて各地の観光を宣伝するスペースを設置。北国フィナンシャルホールディングスの子会社CCイノベーションの担当者は「地元の事業者と話すことで、観光のアピールにつながる。旅行で訪れるきっかけになれば」と期待を寄せた。
岐阜県から参加した鮎専門店の説明に聞き入る買い物客(3月5日、無印良品野々市明倫通り)
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