台湾観光局、台湾観光協会東京事務所は8月23日、日本の旅行会社を招いて「2019台湾観光セミナー・ワークショップin東京」を東京都千代田区のパレスホテル東京で開いた。台湾の自治体や旅行会社、ホテル、観光文化施設など23社が来日、出展した。
観光セミナーでは、日本人訪台者数の推移について発表。2019年の1~7月累計が、前年比8.8%増の112万4768人。18年の訪台日本人旅客の属性では、07年に男性62.4%、女性37.6%だった比率が、18年には男性55%、女性45%となり、10年間で女性比率が7.4ポイント上がったと説明した。
台湾交通部観光局が行っているグローバルプロモーション計画については、「2018年海湾観光年(海洋観光)」「2019年スローシティ旅行年(スローシティ観光)」「2020年脊梁山脈(山岳)観光年(登山観光・ハイキング・トレイル)」「2021年自転車旅行年」「2022年鉄道旅行年」と発表した。
日本の高校の17年度海外修学旅行先ランキングのデータも全国修学旅行研究協会の統計を基に紹介。1位は台湾で325校・5万3940人だった。以下は2位米国(198校・2万4979人※ハワイ・グアム含む)、3位シンガポール(184校・2万5421人)、4位オーストラリア(150校・2万1305人)、5位マレーシア(113校、1万5850人)。
ワークショップでは、23のテーブルブースを設け、情報提供・商談会を実施した。
商談が繰り広げられたワークショップ