合掌ホールディングスは1日、白川郷の合掌造り民宿を支援するためのクラウドファンディングを開始した。
多くの日本人から「心のふるさと」とされていた白川郷もこの数年は外国人観光客で溢れテーマパークのようになってしまいました。この危機を乗り越え、新たな観光価値を作り上げ、そして世界遺産「白川郷」を次世代に引き継げるよう、ぜひ皆様のご支援ご協力よろしくお願いします。
白川郷で弊社と予約システムで連携している合掌造り民宿を支援していくためのクラウドファンディングを、
5月1日(金)から2020年6月10日(水)まで行うことになりました。
campfire(日本人向け): https://camp-fire.jp/projects/267928/preview?token=bdd0zs88
japankuru funding(台湾人向け): https://tw.japankurufunding.com/projects/taiwancanhelp/
*台湾向けは既に公開済み
- オーバーツーリズムから一転
合掌造りで有名な白川村は世界遺産に登録されて以降、一気に観光客が増えここ10年近くはオーバーツーリズム(*注1)という課題に悩まされてきました。しかし今回の新型コロナウィルスで状況は一変し、4月初旬からは観光客を見ることはほとんどなくなりました。
弊社では昨年8月に設立して以来、Local First(ローカルファースト)として地域住民の生活や幸福度を重視し、ライトアップ期間の完全予約制や民宿の予約システムを導入するなど、業務効率を改善することで来ていただいたみなさまにも快適で満足いただけるような仕組みづくりを行ってきました。
- 白川郷の暮らしを体現できる合掌造りの民宿
白川郷には合掌造りの暮らしを体験できる民宿があります。
民宿を運営する女将さんは、住人の方々です。大手ホテルやテーマパークとは違い、日本古来から伝わる素朴な生活や文化に触れてもらい、その文化をともに守り継いでもらうために、民宿を営んでいます。
今回の新型コロナウィルスの影響を受け、先の予約まで全てキャンセルとなりました。
現在弊社が予約システムで連携する5軒の民宿では、3月から現在まで、”今できること”を考えてきました。
そして今回クラウドファンディングを行う次第となりました。
私たちは白川郷が来ていただいた皆様の、しいては日本人の「こころのふるさと」になれるよう、また「世界に誇れる日本の世界遺産」になることを目指し民宿・村民と一体となってこれからも取り組んでいきます。新型コロナウィルスの自粛ムードが緩和され再びお客様に足を運んでもらえるようになるときには、より高い体験価値を提供できるようにしていきます。
宿泊予約システムOwlnest参考例:https://booking.owlting.com/c6c70bdd-a150-4bd9-84be-1d546f643754
- 白川村からのお知らせ
コールデンウィーク期間中(5月2日~6日)について、村民及び来訪者の健康と命を守ることを最優先と考え、すべての観光施設・駐車場の休業と白川郷を発着する路線バスを全面運休し、「原則閉鎖」することになりました。
詳しくは白川村役場のホームページをご参照ください。
http://shirakawa-go.org
- *注1: オーバーツーリズム
地域が受け入れ可能な許容量をはるかに超える状態のことです。