名古屋鉄道は7日、数字の7が並ぶゾロ目の日にちなんだ「2007年7月7日7000系パノラマカーに逢う『名鉄でんしゃまつり』」を舞木検査場(愛知県岡崎市)で開催し、3千人の家族連れでにぎわった。初の試み。
同まつりは家族向けの鉄道イベント。日本初の前面展望席車両としてデビューした7000系のパノラマカーとポケモンキャラクターをラッピングした車両を特別展示。普段見ることのできない、電車をクレーンで吊り上げる車体の上げ下ろし作業の実演=写真=や、小学生以下を対象にした「電車と綱引き」などが催された。
名鉄は同イベントに関連した乗車券を「七宝駅」から770円区間の大人片道普通乗車券に設定するなど、7にこだわって企画した「”2007.7.7″7000シリーズ記念乗車券」を7日から発売した。
同記念乗車券は12月31日まで名鉄名古屋など駅サービスセンターや名鉄ホームページ「Mモール」で発売している。特典として7000系などの車両イラストシールと専用台紙がセットになっている。
名鉄広報の名倉緒さんは、「今後も多くのイベントを企画していきたい。来年も名鉄でんしゃまつりを開催します」とPRをした。