和歌山県は16日からJR山手線で広告貸し切り電車(ADトレイン)を走らせるなど、首都圏で大規模観光キャンペーンを開始した。これに先立つ14日には、東京の六本木アカデミーヒルズに旅行業者やマスコミ関係者らを集め、仁坂吉伸知事(県観光連盟会長)自らプレゼンテーションを行い=写真、和歌山の観光魅力をPRした。
キャンペーンは和歌山に行ったことがない人、行ってみたいと思っている人に向け「そろそろ和歌山に行ってみよう」と呼びかける。メーンとなるのがADトレインの運行で、JTBやKNT、阪急交通社など旅行会社6社の協力を得て、各社の和歌山旅行商品を1編成11両に掲出、31日まで走らせる。
このほか、新宿や渋谷駅など山手線主要駅での集中PRや、JTB、KNT店舗でのキャンペーンイベントなどを行う。
仁坂知事は観光スポットや温泉、グルメなどを紹介した上で、「決して退屈はさせない。そろそろ和歌山に来てみてはどうか」と呼びかけた。