日本ホテル教育センターは、2月18日に実施した2022年度第2回「和食検定」の結果を同月24日に発表した。今回の受験者数は基本レベルが118人、初級レベル285人で、合計403人だった。
各レベルの認定率は、基本レベルが39.8%(前年同月が32.7%)、初級レベルが65.6%(同68.6%)。基本レベルでは、総受験者数に占める個人受験者の割合が約44%、団体受験者が約56%で、ほぼ各半分の割合となった。他方、初級レベルでは団体受験者の割合が約86%に達した。
和食検定は、日本の食文化を正しく理解し、正しく伝えるための基礎知識の普及と、和の食文化を継承し発信していくために必要な専門知識と実務知識の理解度を測るための筆記試験。和のおもてなしのさらなるレベルアップに寄与する。
23年度は第1回が10月26日、第2回は来年2月17日実施予定。初級(和食の初心者向け)、基本(和食の料理・食材やマナーに関心がある人向け)、実務(和食の現場で部下の指導に当たる人向け、基本レベル認定者)の三つのレベルが設定されている。