四季彩一力(福島県郡山市磐梯熱海温泉、小口憲太朗社長)の「創業100周年記念感謝のつどい」が5月28日、同館で開かれた。福島県の鈴木正晃副知事ら約200人の来賓が参加し、節目を祝った。
小口社長は「大正7年、曾祖父の小口小四郎がこの地に創業し、五代目で100周年を迎えた。時代の変遷、科学技術の進歩、価値観の変化に対応して今日に至ったが、多くの先達、お客さまに支えられた。人と人とのつながりをベースに、これからも歩んでいきたい」とあいさつ。
内堀雅雄知事の代理、鈴木副知事は「四季の庭園、料理、従業員のもてなしが素晴らしい。県の観光振興、交流人口の拡大に貢献していただいている。多くの温泉リピーターを呼び込んでおり、今後もさらなる観光客誘致に貢献を」と述べた。
郡山市の品川萬里市長は「国内、海外の皇族、賓客を多く迎えて、地域の発展に貢献していることに敬意を表したい。東日本大震災の際もいち早く避難者の受け入れに貢献された。地元の観光産業の発展に今後も貢献を」とエール。
JTBの森吉弘執行役員東北広域代表は「JTBとのつながりも深く、個人旅行(エース)で毎年90点以上の宿として表彰されている。小口社長はJTB旅ホ連東北支部連合会会長として活躍されており、さらに結び付きを深めていく」と述べた。
関係者への感謝状贈呈、磐梯熱海温泉旅館協同組合の菅野豊理事長(ホテル華の湯社長)の発声による鏡開きも行った。
鏡開きの様子