日本観光振興協会は16日、第66回「日本観光ポスターコンクール」の国土交通大臣賞に石川県金沢市、総務大臣賞に兵庫県香美町の作品を選んだと発表した。表彰式は6月8日開催の通常総会で行う。
今回は全国から187作品の応募があり、53作品が1次審査を通過。この53作品についてさらに審査会で話し合い、各賞を決めた。
金沢市の作品名は「フルキ、ヨキ、ミライヘ。KANAZAWA」で、金沢美術工芸大が制作。今年度から新たに設置されたインバウンド賞も受賞した。香美町の作品名は「ストーリーのあるまち 香美町」で、制作者はコパン・デザインソース。
その他の受賞団体は次の通り(カッコ内は出品者)。
観光庁長官賞=幕末維新やまぐち デスティネーションキャンペーン(JRグループ)▽日観振会長賞=富田林観光ポスター(大阪府富田林市 観光交流施設きらめきファクトリー)▽インバウンド奨励賞=インバウンドツーリスト・公共交通機関利用啓発プロジェクト(大阪・国際観光政策研究所)▽審査員特別賞=3つの世界遺産(岐阜県美濃市)▽入賞=ジュエリーアイス(北海道・豊頃町観光協会)、明石城築城400年「謎めくあかし解あかし―1」(兵庫・明石観光協会)、めぐみ めぐる てんり(奈良県天理市)、幸せホルモンあふれる旅。津山市(岡山県津山市)
オンライン投票結果=1位・冬に恋、函館。(函館市)、2位・ストーリーのあるまち 香美町、3位=八重山の島々 Yaeyama Islands(沖縄・八重山ビジターズビューロー)
オンライン投票は3月1~31日に行われ、投票人数1万4295人、有効投票数は2万7286人。