国土交通省自動車交通局は9月20日に東名高速道路で発生したバスの火災事故を受けて9月24日、長距離バスを運行するバス事業者が加盟する2団体に対し、事故防止のための緊急点検整備の実施を周知徹底するよう求める要請した。
日本バス協会と高速ツアーバス連絡協議会に対し、各団体会員が所有する、独・ネオプラン社製のバス車両と独・メルセデス社製エンジンを載せたバスの緊急点検実施を呼びかける内容。
今回火災事故を起こしたのは、メルセデスベンツ社製のエンジンを積んだ、ネオプラン社製の車体のバス。
昨年5月、今年3月にも同じようにメルセデス社のエンジンを積んだネオプラン社製のバスが走行中に炎上する事故を起こしている。
国交省によると、現在国内で登録されているネオプラン社のバス車両は192台。このうちメルセデス社のエンジンを積んでいる車両の台数は不明という。