観光立国推進基本法の制定を記念し、国土交通省は3月13日、「観光立国推進全国大会」を東京都千代田区の九段会館ホールで開催する。各省庁のほか、観光や運輸の関連団体など60以上の組織が後援(予定)。「観光日本の魅力」をテーマにしたパネルディスカッションなどを通じ、観光業界はもとより一般にも幅広く「観光立国」の意義を周知し、実現に向けた主体的な取り組みを促す。主催者からは冬柴鐵三国土交通・観光立国担当相が出席、来賓として安倍昭恵首相夫人を招く。
大会は2部構成。第1部は、藤野公孝・国土交通大臣政務官が観光立国推進基本法について説明、日本経済団体連合会の江頭邦雄副会長が大会宣言を行う。各層からの意見発表もある。発表者は、愛知和男衆院議員(自民党)、伴野豊衆院議員(民主党)、太田房江大阪府知事、全国観光地所在町村協議会の福井良盟会長(奈良県吉野町長)、日本ツーリズム産業団体連合会の舩山龍二会長、阿寒観光協会まちづくり推進機構の大西雅之副理事長、立教大学観光学部学生の穴井祥恵さん。
第2部では、オリエンタルランドの加賀見俊夫会長が「観光立国実現に向けた諸提言」と題し講演する。パネルディスカッションは、コーディネーターにタレントの岡部まりさん、パネリストは有馬頼底・臨済宗相国寺派管長(京都仏教会理事長)、大濱長照・石垣市長(観光カリスマ)、異文化コミュニケーターのマリ・クリスティーヌさん、柴田耕介・国交省総合観光政策審議官。
参加無料。申し込みは定員700人に達し次第締め切る。詳細は大会運営事務局のホームページhttp://www.commu.co.jp/kanko2007