国土交通省はこのほど、岸田総理の中東訪問に際し、サウジアラビア王国観光省とアラブ首長国連邦経済省と、観光分野に関する覚書を締結したことを発表した。サウジアラビア王国観光省とは7月16日にジッダで覚書を締結。内容は持続可能な観光開発の達成に向けた協力や、観光分野における情報・専門知識の交換、観光関連の相互投資や観光客の往来促進、両国で開催される展示会・会議への参加促進、観光分野におけるデジタル技術・デジタル変革促進の協力などとなっている。
一方アラブ首長国連邦経済省とは翌17日にアブダビで覚書を締結。2022年の日本とアラブ首長国連邦の外交関係樹立50周年を契機とし、両国間の観光交流の拡大・観光客の往来活発化の促進、観光関連の情報及びデータ(統計を含む)の共有促進、人材育成、旅行業者やメディアなどの相互訪問、旅行見本市や展示会への参加、安心・安全性の促進、持続可能な観光開発などに協力して取り組むとしている。