国土交通省は10日、幹部人事を発令した。事務次官には、安富正文氏の辞職に伴い、峰久幸義氏(国土交通審議官=前職、以下同じ)が就任した。国土交通審議官には、峰久氏の後任に竹歳誠氏(大臣官房長)、山本繁太郎氏の後任に柴田耕介氏(大臣官房総合観光政策審議官)がそれぞれ就任した。春田謙・国土交通審議官は留任。大臣官房長には、宿利正史氏(総合政策局長)が就いた。
局長クラスの主な異動は、総合政策局長に榊正剛氏(住宅局長)、鉄道局長に大口清一氏(鉄道局次長)、自動車交通局長に本田勝氏(航空局次長)、海事局長に春成誠氏(海事局次長)が就いた。
峰久 幸義氏(みねひさ・ゆきよし)東京大学法学部卒、72年建設省入り。大臣官房総括審議官、自動車交通局長、大臣官房長などを経て、05年8月国土交通審議官。香川県出身。58歳。
峰久幸義氏