国際園芸博覧会が2027年に横浜で開催されるのを控え、国土交通省と農林水産省は、4月14日にオランダ・アルメーレで開幕した「フロリアード2022(アルメーレ国際園芸博覧会)」に出展した。「里山の農家の庭」をテーマとした展示で、日本の花や日本庭園の魅力などを紹介している。
国交省と農水省は、「SATOYAMA Farm Garden」をテーマに屋外、屋内を一体的にした展示内容で、日本の伝統的な資源循環型のライフスタイルを表現している。横浜の国際園芸博覧会のPRにもつながるよう、高品質で多様な日本の花きや花き文化、日本庭園の魅力などを世界に向けて発信する。
横浜の国際園芸博覧会は、国際園芸家協会の承認、博覧会国際事務局の認定を受けた「A1(最高クラス)」の博覧会。日本では1990年に大阪で「国際花と緑の博覧会(花の万博)」がアジア初のA1の国際園芸博覧会として開かれた。
横浜の国際園芸博覧会の会期は2027年3~9月。会場は、在日米軍から返還された上瀬谷通信施設の跡地のうち約100ヘクタール。参加者数は1500万人を見込む。