国土交通省は昨年12月の国土交通月例経済の概況を発表した。主な動向は次の通り。
【鉄道旅客輸送】
JR旅客6社の輸送実績は、前年同月比1.5%増の7億2430万人。このうち新幹線旅客は3.0%増の2289万7千人で、前年同月比で15カ月連続の増加。一方、民鉄の合計は1.1%増の11億1064万9千人。
【航空旅客輸送】
国内線9社は、0.6%減の721万1千人。このうち幹線は0.6%増の302万9千人、ローカル線は1.5%減の418万2千人。一方、国際線3社は1.1%増の145万1千人だった。
今年1月の速報は、国内線が3.1%減の685万人で4カ月連続のマイナス。このうち幹線が0.6%減の293万1千人、ローカル線は4.8%減の391万9千人。一方、国際線は、0.5%増の145万8千人で8カ月連続のプラス。
【フェリー輸送】
長距離フェリー21航路の全旅客数は、6.1%増の21万1千人。1月の速報も2.8%増の20万人で2カ月連続のプラス。
【出入国】
出国日本人数は0.7%減の137万4千人。1月の速報は、3.2%減の136万3千人で9カ月連続の前年割れ。
訪日外客数は15.5%増の67万7千人。1月の速報は、15.2%増の71万2千人。
【ホテル】
東京都内主要15ホテルの客室稼働率は2.0ポイント減の71.9%。1月の速報も2.4ポイント減の63.5%で2カ月連続のマイナスとなった。