国立劇場とHIS、文楽公演の鑑賞&演目ゆかりの地を巡るオンラインツアーのセット企画発売


 国立劇場とHISは、文楽公演の鑑賞&演目ゆかりの地を巡るオンラインツアーのセット企画を発売した。

令和4年5月文楽公演(国立劇場小劇場)の鑑賞と演目ゆかりの地を巡るオンラインツアーをセットにしたオリジナル企画を、独立行政法人日本芸術文化振興会(国立劇場)と株式会社エイチ・アイ・エスが提供。
  • 【国立劇場×HIS】「春の京都街歩き ~文楽『桂川連理柵』の舞台「六角堂」を紹介~」

株式会社エイチ・アイ・エス(HIS)と提携し、令和4年5月文楽公演第三部『桂川連理柵』にゆかりの深い京都をめぐるオンラインツアー(ライブ配信)を提供します。
HISでは様々なオンラインツアーを提供しており、多くのお客様が参加されています。
今回はそのノウハウを生かしたオリジナル企画です。

  • オンラインツアー(ライブ配信)

◆ツアー見どころ◆

街歩きの前編は、今も残る銅像や石碑を見ながら京都の代表的な川、鴨川沿いを歩きます。
5月文楽公演で上演される『桂川連理柵』。街歩きの後編は、「六角堂」で親しまれている紫雲山頂法寺を訪れます。
六角堂は、『桂川連理柵』で長右衛門の妻・お絹がお百度参りを行う寺院内の建造物です。
5月文楽公演でお絹の人形を遣う吉田勘彌のレクチャーを途中に挟みます。
また、街歩きのコースは、桜の開花に間に合えば、ご自宅で画面越しにお花見を楽しめます。
5月に文楽鑑賞を計画されている皆様には、『桂川連理柵』をよりお楽しみいただける内容です。 

 

吉田勘彌吉田勘彌

【吉田勘彌】文楽人形遣い
当日は大阪・国立文楽劇場の協力でオンラインで出演します。
分かりやすく解説していただきます。
お絹の人形も登場予定です。

春の三条大橋春の三条大橋

紫雲山頂法寺(六角堂)紫雲山頂法寺(六角堂)

◆開催日◆

3月30日(水)13:00~14:30
(LIVEツアーのため、多少時間が前後する場合もございます。)
※10分前より入室していただけます。

申込締め切り
3月28日(月)23:59

◆参加料金◆
・8,000円(税込) オンラインツアー+5月文楽公演鑑賞チケット(1等席)
・1,800円(税込) オンラインツアーのみ

同等のオンラインツアーは1,980円(税込)で提供のところ、文楽技芸員によるレクチャー付きのオリジナル企画で、国立劇場とHISとの提携によりご利用いただきやすい価格での提供が可能となりました。文楽鑑賞チケット付きのプランはチケット料金(正価)に1,000円(税込)を加えるとオンラインツアーもお楽しみいただけるさらにお得なプランです(お座席はお選びいただけません)。
オンラインツアーが初めての方も、文楽の鑑賞が初めての方も、この機会にぜひお楽しみください。
先着100名様。

◆お申込み◆
専用ホームページからお申し込みください。
https://www.his-j.com/oe/detail/T2/?area=O9&country=OEA&city=HOJ&product=HOJ2039#plan_1
(HISのページとなります。)

  • 国立劇場5月文楽公演

豊竹咲太夫文化功労者顕彰記念
文楽座命名一五〇年

<第一部>(午前11時開演)
『義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)』
伏見稲荷の段
道行初音旅
河連法眼館の段

源義経の流転を軸に、源平合戦にまつわる武将たちの後日譚を盛り込んだ大作のうち、義経の家臣で主君に愛妾・静御前の守護を命じられた佐藤忠信を中心とした 物語を上演します。

<第二部>(午後2時30分開演)
『競伊勢物語(はでくらべいせものがたり)』
玉水渕の段
春日村の段

美男の歌人・在原業平の生涯をつづったとされる『伊勢物語』を下敷きに、帝位争いに追われる身となった業平と井筒姫を救うため様々な人物が苦闘を重ねる姿を描きます。

<第三部>(午後5時45分開演)
『桂川連理柵(かつらがわれんりのしがらみ)』
石部宿屋の段
六角堂の段
帯屋の段
道行朧の桂川

京都・桂川の川岸で起きた実在の事件を脚色し、分別のある中年男性と可憐な少女との道ならぬ恋を軸にした物語です。
文楽公演について詳しくはこちら
https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_s/2022/4511.html 

『桂川連理柵』帯屋『桂川連理柵』帯屋

【豊竹咲太夫文化功労者顕彰】
義太夫の豊竹咲太夫が2021年度の文化功労者に顕彰されました。
豊竹咲太夫は5月文楽公演では第一部『義経千本桜』河連法眼館の段に出演します。

【文楽座命名一五〇年について】
人形浄瑠璃文楽座は、竹本義太夫が貞享元年(1684)に道頓堀に竹本座を旗揚げして以来、その芸系を伝える、唯一の劇団です。
この劇団を代々にわたり経営した植村家の元祖、正井与兵衛の素人の浄瑠璃語りとしての号『文楽』を冠した『文楽座』が、劇場および劇団として正式に命名されたのは、明治5年(1872)1月に松島文楽座(現 大阪市西区)が開場した時のことで、令和4年(2022)は一五〇年目に当たります。この節目の年に、是非文楽をご鑑賞ください。

国立劇場国立劇場

 

 
新聞ご購読のお申し込み

注目のコンテンツ

第38回「にっぽんの温泉100選」発表!(2024年12月16日号発表)

  • 1位草津、2位道後、3位下呂

2024年度「5つ星の宿」発表!(2024年12月16日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」「5つ星の宿プラチナ」は?

第38回にっぽんの温泉100選「投票理由別ランキング ベスト100」(2025年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「見所・レジャー&体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

2024年度人気温泉旅館ホテル250選「投票理由別ランキング ベスト100」(2025年1月13日号発表)

  • 「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」のベスト100軒