国観連との合併問題、“白紙”からの議論強調 日観連


 日本観光旅館連盟(佐久間進会長)は12月19日、東京都内で正副会長会を開いた。国際観光旅館連盟との合併問題で、国観連が「合併推進協議会」開催に先立って、新団体の運営や事業に関して具体案を示すように求めてきた申し入れについて検討。協議に前提条件を付けないことは、これまでに双方で確認済みだとして、協議会の名称などにはこだわらず、両連盟による意見交換の場を1月早々にも開催するよう提案することを決めた。21日に国観連に通知した。

 日観連は合併問題を打開する場として、双方がメンバーを出し合う協議会の設置を要望してきた。日観連は一度提示した会費設定などに関する協議方針を撤回し、白紙の状態で協議に臨む姿勢を示した。国観連もこれを受け、07年9月に両連盟の副会長が顔をそろえる「懇談会」に参加した。

 
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