本部をオランダ・アムステルダムに置く国際機関、国際会議協会(ICCA)はこのほど、2015年に世界で開催された国際会議の開催件数(暫定値)を発表した。日本の開催件数は、前年比18件増の355件で過去最高を記録し、世界で7位、アジア・オセアニア・中東地域で1位だった。
日本政府観光局(JNTO)によると、ICCAが開催件数として集計している国際会議は、民間企業以外の機関・団体などが主催する会議で、参加者の総数が50人以上、定期的な開催、3カ国以上での会議持ち回り制などの要件に合致するもの。
日本の開催件数を都市別に上位を見ると、(1)東京80件(2)京都45件(3)福岡30件(4)大阪23件(5)横浜22件(6)札幌18件(7)名古屋14件(8)神戸13件、沖縄13件(10)仙台9件、つくば9件(12)奈良8件(13)千葉7件(14)金沢6件(15)北九州5件—など。最多の東京の開催件数は、世界の都市の中では28位だった。