観光庁はこのほど、「地域一帯型ガストロノミーツーリズムの推進事業」の公募を開始した。インバウンド需要を見据え、地域一体となって付加価値の高い地産地消メニューやコンテンツ、食体験造成などに取り組む地域を支援するためのもの。DMO、またはDMOが地域に存在しない場合は地方公共団体が応募できる。
支援対象は、申請団体が主体となり、一次産業の事業者や飲食店、宿泊事業者、交通事業者、漁協、農協、地場産業等の地域に根ざした連携事業者などと連携し、地域ならではの食を楽しみ、その背景にある習慣・伝統・歴史・文化に触れることを目的としたガストロノミーツーリズム推進のための取り組み。コンサルタントなどの専門家が伴走し、実証事業の支援を行うほか、経費をサポートする。1件当たりの上限は2000万円とした。
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