地球の歩き方は6日、特設ウェブページ「現地在住者がレポート-ドイツ各都市の“今”」を公開したと発表した。
1979年に創刊した海外旅行ガイドブック「地球の歩き方」は新型コロナウイルスの影響により観光目的での海外渡航ができない現在でも、海外各都市の街の状況や、コロナが収まった後に行ってほしいスポットの情報を随時発信している。今回、ドイツ観光局協力のもと、特設ページ「現地在住者がレポート-ドイツ各都市の“今”」を公開しました。
■地球の歩き方ホームページ 特設ページ「現地在住者がレポート-ドイツ各都市の“今”」
●URL:http://pu.arukikata.co.jp/dztnewsreport/
ドイツは毎年、人気旅行先ランキング(*1)で上位にランクインしており、コロナ流行前の2019年には日本人が120万泊していましたが、現時点で日本人は観光の目的の渡航は難しい状況(*2)です。しかし、ワクチン接種が進み感染者数が減少したことによりドイツ国内やEU圏内からの観光客が既にドイツ各都市を訪れています。
今回の特設ページではフランクフルト、ベルリン、ライプツィヒなどの都市が持つ特有の街の魅力を伝えるとともに、現在の街の様子や「公共交通機関や屋内はマスク着用義務があるが、テラス席であればマスク着用義務はない」といった現地のコロナ対策の最新情報を、現地在住ライターが独自取材をして情報発信をしています。
また、ドイツ観光局の調査によると80%が「コロナ拡大によってサステイナブルツーリズムが加速する」という回答が得られており、ドイツはサステイナブルツーリズムについてもキャンペーンをスタートしています。また、伝統の工芸やドイツ特有のウェルネスを紹介するキャンペーンも同時にスタート。それらの情報も今回特設ページで紹介しています。
*1 地球の歩き方ホームページでの調査による(https://www.arukikata.co.jp/en/)
*2 2021年8月26日時点で日本人は陰性証明書があれば隔離なしでドイツに入国できるが、日本帰国時に検査で陰性と判定された場合でも、入国後14日間は自宅等で待機となる。
●特設ページ「現地在住者がレポート-ドイツ各都市の“今”」で掲載している都市の一部を紹介します。
- (1)フランクフルト:
ワクチン接種が進んでいることにより、外出制限が以前より一部緩和されているフランクフルト。一番有名な観光スポット、レーマー広場の様子です。
レーマー広場を眺めながらお茶や食事を楽しむ人も増えており、徐々に普段の広場の風景が戻ってきています。
- (2)ベルリン:
西ドイツ時代から続くサヴィニー広場にある老舗、ツヴィーベルフィッシュも12:00~翌2:00で元気に営業中です。
テラス席でベルリンのビール「シュルトハイス(Schultheiss)」を楽しむことができます。
- (3)ライプツィヒ:
ライプツィヒに27年間住んでいたバッハ。ライプツィヒにはバッハに関連する建物や名所が数多くあります。ライプツィヒ博物館にはバッハのオリジナル肖像画が飾られています。
所狭しとテーブルが並べられ、マルクト広場へと続く小路、バーフスガッセの様子。ここにも日常が戻りつつあります。
その他、レーゲンスブルクやマインツといった都市の情報を公開中です。このようにドイツ各都市を現地在住ライターが独自取材・撮影を行い、ドイツの“今”を発信する特設ページになっています。他のメディアには載っていない日常を取り戻しつつある写真や、アフターコロナで訪れてほしいスポットの情報をご覧いただき、海外旅行ができる「その日」に向けて、ドイツ旅行のイメージを蓄えてください。
■地球の歩き方 旅行マーケティング部 ディレクター 曽我将良 より
「海外旅行に自由に行くことが難しくなって1年半以上が経ちました。まだまだ難しい状況が続きますが、この特設ページを見て、ワクワクしながら『コロナ収束後にどこに行こうか』という想像を膨らましてもらえれば嬉しいです。海外旅行に対して前向きな気持ちを持ち続けてください。」