ANAあきんど長崎支店と長崎県壱岐市は、武蔵野美術大学(東京都小平市、樺山祐和学長)の「旅するムサビプロジェクト(通称旅ムサ)」と連携し、壱岐市への誘客や交流人口拡大、文化振興などを目的とした「滞在型観光促進プロジェクト事業」を実施する。昨年度スタートした事業で、今回で2回目の実施。
旅ムサは、同校の学生有志が全国各地の小中学校で授業を行う課外プロジェクト。学生が制作した作品を持参し、子どもたちと対話して鑑賞する「対話型鑑賞」を中心に、空き教室を利用した「公開制作」、創造活動を行う「ワークショップ」など、既存の授業では実施しにくい美術教育活動を展開している。
今年度は、7月23日から大学院生5人が壱岐市に滞在。同市独自の自然や文化、歴史に触れ合いながら絵画制作を行う。
来年2月には、公開制作イベントや、絵画作品の展示会を開催予定。