東北観光推進機構は6月21日から、JR東日本の協力を受け、東北の夏祭りや自然景観を車体にデザインしたラッピングトレイン「夏の東北トレイン」によるPRを始めた。夏の行楽シーズンを控え、首都圏在住者の東北旅行のきっかけづくりを図る取り組み。
運行されるラッピングトレイン2編成には、東北6県と新潟県それぞれを代表する景勝地と夏の祭りをあしらった=写真。今年12月に予定される東北新幹線全線開業と来年の新型新幹線「はやぶさ」の運行開始の告知も掲出した。
夏の東北トレインの取り組みは今年で3回目。首都圏在住者に東北の夏の魅力を訴えるのが目的だが、同機構によると仕事などで上京してきた東北在住者からの「東北が首都圏で積極的に観光振興に取り組んでいることを知るきっかけになった」などの反響もあるという。
運行は18日まで。