HAKUBA VALLEY索道事業者プロモーションボード(HVPB)はこのほど、ウインターシーズン(2018~19年)の訪日外国人スキー来場者が過去最高の約37万人に上ったと発表した。前年比11%増えた。
総来場数は約154万3千人で、うち外国人は36万7千人。全体の24%を占めている。地域別ではオセアニアが半数を占め、次いでアジア、欧州、北米となっている。
HVPBはインバウンド増加をにらみ、HAKUBA VALLEY内のスキー場をICリフトチケットで何カ所でも自由に滑走できる共通自動改札システムの導入や、地元のバス会社と連携し、関東、中部、関西からの空港バスによる直通運行を増便するなどの取り組みを進めてきた。
今シーズンから新たに、HAKUBA VALLEYアプリを通じて、観光情報やスキー場の天候、積雪、リフトの運行状況、およびバスロケ(シャトルバス位置情報)などの発信を始めた。
HVPBは、HAKUBA VALLEY(長野県大町市、白馬村、小谷村)の10スキー場を運営する索道事業者で成る。1998年長野冬季五輪ではアルペンスキーの会場となった。