Kotozna(東京都港区)は、訪日外国人観光客の受け入れの再開を政府が決定したことを受け、同社が提供する宿泊施設向け多言語コミュニケーションツール「Kotozna In―room」利用データから国内宿泊施設での外国語リクエスト数を調査。その結果、今年5月の外国語リクエスト数は昨年5月に比べ約7倍、外国語利用割合では約1.3倍に増加していると、4日に発表した。
Kotozna In―roomは、宿泊客が施設案内や周辺観光情報などを自分の言語で確認できるほか、施設内のどこからでもスタッフと母国語同士でチャットができるサービス。
5月の全言語でのリクエスト総数に占める外国語の割合は2.22%で、昨年5月の1.77%に比べ約1.3倍に増加。最も多い外国語は英語、次いで中国語、韓国語という結果だった。