沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)はこのほど、外国人観光客向けの受け地ガイドブック「SMILE ISLAND沖縄」を発刊した。英語版、韓国語版、中国語簡体字版、中国語繁体字版の4種。那覇空港の案内所などへの問い合わせの多い観光情報を紹介。国・地域別の訪日客のニーズを捉え、4言語それぞれに情報内容を変えている。
英語版は、歴史や文化、伝統芸能が中心。韓国語版は、ゴルフ、ハネムーン、インセンティブツアー向けの内容。沖縄県内の韓国料理店やキムチの販売店の情報も掲載している。簡体字版は、中国の富裕層向けに観光施設やショッピング施設を紹介。繁体字版は、台湾と香港向けに、今後増加が見込まれる若年層の個人客を意識した内容。
共通の内容として、沖縄の基礎知識、イベントや交通、両替、病院に関する情報などを掲載している。
OCVBでは今後、台湾の運転免許証による日本国内の自動車運転が今秋にも解禁される法改正を踏まえ、台湾の個人・小グループ客によるレンタカー観光の拡大を見込んでおり、ガイドブックの活用にも期待を寄せている。
「SMILE ISLAND 沖縄」を発刊