東京の原宿神宮前商店会(八木原保会長)は、外国人観光客を対象に原宿・表参道エリアにあるファッションブランド店を案内する「原宿ファッションガイドツアー」を7〜22日に実施した。原宿を訪れる外国人観光客が増加している中、ファッションの流行発信地としての原宿を知ってもらうのが狙い。
同ツアーは今年で2回目。ビジット・ジャパン・キャンペーン(VJC)の一環で実施された。
参加した外国人観光客は、ラフォーレ原宿など若者に人気のファッション・ブティックを中心に11店舗を通訳ガイドと共に見て巡った。今年は買い物をする時間も設けられ、ハローキティなどキャラクターグッズを販売する「キディランド」にも立ち寄った。
ツアーは1日1回で所要時間は1時間30分。各回約15人、計約90人が参加した。そのうち、英語圏が50人、中国が32人、韓国が3人。昨年は英語圏が28人、中国が30人、韓国が33人で、今年は英語圏の参加者が多かった。八木原会長は、「ツアーが原宿の良さを理解してもらうきっかけとなってもらえれば」と話す。
日本のファッションへの関心は強い