地域プロモーション・マーケティングのマーシャル・コミュニケーションズは19日、四万温泉の籍善館を独自サイトとメディア向けプレスリリースで以下のように紹介した。
宮崎駿監督の長編アニメ映画で神々が集う舞台のモデルとなったといわれる重要文化財『積善館』に泊まって、しばし時空の旅に癒されてみませんか。
株式会社マーシャル・コミュニケーションズ(本社:東京都中央区、代表取締役:中澤俊太)は、全国各地のスポットの魅力を、ありそうでなかったユニークな視点から、ご紹介しています。
【URL】https://shooiz.com/
四万の病を治すといわれる「四万温泉(しまおんせん)」は青く澄みわたった川が流れる美しい自然と、肌にやさしい湯で知られ、八百万(やおよろず)の神と伝説に彩られた名湯です。郷土かるた「上毛かるた」で「世のちり洗う四万温泉」と詠われるなど、「人には教えたくない」癒しの湯として江戸時代から親しまれてきました。
そんな四万温泉にあって、元禄七(1694)年から歴史を積み重ねてきた名旅館が『積善館』。歴史的価値の高い建造物は、一部が国や群馬県の重要文化財や登録文化財に指定され、宮崎駿監督の長編アニメ映画で神々が集う舞台のモデルとなったといわれるほど、見どころがいっぱいの宿です。ゆったり湯につかって、300年以上つづく時の流れと神々の集う気配、あたたかな人々のやさしさを感じながら、しばし時空の旅に癒されてみませんか。
幻想的な世界観と「おもてなしの心」をじんわりと感じられるのが『積善館』の魅力です。本館の一部は、日本最古の湯宿建築物として有名です。さらに、玄関部は群馬県の重要文化財、「山荘」と「元禄の湯」が国の登録文化財、群馬県の近代化遺産に指定されるなど、全館から歴史の重みが感じられ、芸術的な雰囲気が漂っています。
たとえば、本館と山荘をつなぐ「浪漫のトンネル」は、通ると本当に時間の中を行き来できるかのような感覚を与えてくれる不思議なあたたかさに包まれています。
「元禄の湯」は大正ロマンが感じられる明るい空間。脱衣所の床下に温泉がめぐっているので、すぐに床が乾いて快適です。積善館のいたるところに「思いやり」が宿っています。
積善館の周囲にも幻想的な世界が広がっています。
四万秋鹿の秋鹿橋から下流にある「甌穴(おうけつ)」は、水の流れが作り出した芸術作品です。川の流れが渦巻状になって、数万年ともいわれる時間をかけて川底の岩をけずって作り出した水中の空間。つい、舞う光に目を奪われてしまうかも。
コバルトブルーに湖面が輝く奥四万湖の神秘的な光景にも、時を忘れてしまいそうです。
「穴地獄」と呼ばれる場所に自生する「チャツボミゴケ」の放つ緑の色彩もまた、この世のものとは思えないもの。これだけ広範囲にわたって自生している事例は全国的に見てもかなり珍しいのだそうです。
積善館のある四万温泉は、温泉口、山口、新湯、ゆずりは、日向見の五つの地区からなっています。発祥の湯といわれる「御夢想の湯」のそばには、国の需要文化財「日向見薬師堂」が建立されています。
昭和29年、四万温泉は国民保養温泉地の第一号に指定されるなど、湯治場として栄えてきた歴史があります。今でも、昔から地元の人に親しまれてきた共同浴場を、時間を限定で、一般客にも開放しています。なかでも、洞窟のような雰囲気が楽しめる「河原の湯」などが人気を集めています。
江戸時代から栄え、草津温泉、伊香保温泉とともに「上州三名湯」のひとつに数えられている四万温泉。豊かな自然情景と、人情味あふれる人々とのふれあいに時空を超えて癒されてみてはいかがでしょうか? 今まで知らなかった安らぎが得られるかもしれません。