西洋名画約千点を陶板で原寸大に再現、展示する大塚国際美術館(徳島県鳴門市)は開館20周年を記念し、ゴッホをテーマとした企画展を実施している。
ゴッホが描いた花瓶のヒマワリ全7点を一堂に展示する「7つのヒマワリ」は、「世界でも類を見ない画期的な試み」という。同美術館によると、花瓶のヒマワリはオランダ、日本、ドイツ、イギリス、アメリカと世界各地に点在し、中には個人蔵や戦火によって焼失した作品もある。
ヒマワリが7点あったことを知らない人も多く、陶板の作品に見入る人も少なくないという。
7月18日~10月28日には「アートコスプレ・フェア」を開催する。ゴッホの代表作やお気に入りだった画家らの作品の衣装を作り、来館者に着てもらう企画。大人と子どものサイズがあるので、家族でも楽しめる。「撮った写真はSNSでシェアして」と同美術館。
同美術館の来館者数は17年度で約38万人となっている。入館料は一般3240円、大学生2160円、小中高生540円。