静岡県観光協会は10月27日、「ふじのくに しずおか観光大商談会 in 東京」を東京都内で開催した。説明会では来年1月開業の「どうする家康 静岡 大河ドラマ館」や地元食材を生かした新メニュー開発などが紹介され、県内80超の施設や自治体が旅行業関係者との商談に臨んだ=写真。
同県では、NHK大河ドラマ「どうする家康」が来年1月8日から放映されるのに合わせ、同月27日にどうする家康 浜松 大河ドラマ館が浜松市中区にプレオープンする(グランドオープンは3月18日)。来年1月13日には静岡市歴史博物館が開業。その周辺には静岡浅間神社や駿府城公園などの名所もあり、周遊観光がさらに充実しつつある。同エリアには観光バス駐車場も整備され、より多くの団体顧客の受け入れも可能になる。
同県は地元食材を生かした「旅行者を笑顔にする食の新メニュー開発」を実施。応募77商品の中から団体旅行・個人旅行で各5商品を各賞(グランプリ1商品、準グランプリ1商品、特別賞3商品)に選定するなど、静岡でしか味わえないグルメ開発にも注力している。